ほっとステイ
受入れ家庭インタビュー

ウチヤマさん夫婦
 

ほっとステイ受入れ経験のある方々に
インタビューしました 〜ウチヤマさん編〜


Q1.内山さんが筑北村に来たのはいつですか?

 
娘が生まれたときだから平成元年だね。そうだ。ゴールデンウィークだった。
それまでは坂城にいた。坂城町の公営住宅にね。夫婦でそれぞれ出身は松本と長野。結果的にはちょうど中間地点みたいなところにに来たね(笑)
 
 

Q2.仕事はどんな仕事をされていましたか?

 
ご主人:会社勤め。プラスチックの成型機の設計をやってたよ。コンセントのカバーじゃなくて中の差すところとかDVDとかね。いろんな当時の最先端技術を持っている企業の中央研究所に納品していたよ。
 
前迫:そうだったんだ!移住してきて知り合ったばかりの僕からすると、内山さんといえば『有機農業』を生業としている方!というイメージなんですけど、元々農業をやりたいというのはあったんですか?
 
ご主人:農業やりたいっていうのは20代のころからあったね。1回都会に10年ぐらい出てるから、田舎生活がしたい、今住んでいるこのログハウスを作ったのも田舎で自給自足の生活がしたいっていうのがあったの。自分で自分の家を建てて、自分が食べる分は自分が作ると。
 
うちは無農薬のお米を中心に今栽培しています。昨日も全国の審査会にお米を出したところだよ。この盆地のお米はいい線行くんだよ。
 
(遊びに来ていた新潟からの移住者さん):ここのコメは美味しいよ。新潟にいた僕が言うんだもん。
 
ご主人:要はその中でも無肥料のお米だね。あとは無農薬のブルーベリーで、ブルーベリーは手数のかからない、果樹の中では数少ない農薬を使わなくてもできる果樹だから始めたんだ。ちょこっと原木のシイタケもやってる。
 
家族経営でね。春から秋が農業、冬は家づくり。
今階段を作ってるんだけど、一向に進んでないんだけどね笑
 
 

Q3.生徒の皆さんを受け入れるにあたり、意識していること・モットー

 
特別に意識してないよ。普段のままで。都会からくる方が多いから、向こうでは経験できない、基本の田舎生活を経験していってもらいたい。田舎に行ってもテレビも車もあるし都会生活と似たものもあるんだけど、都会では絶対に出来ないようなことでこの地域に合ったようなさ。
子供と同じ目線に立って受入れするようにしているんだ。生き物、農作物、景色、それぞれ関心を示したものに同調をしたり意見を引き出して尊重するようにしているよ。
 
中には、普段学校では問題とか起こしちゃう子なのかな?と思うような子や、少し周囲より遅れてしまうような子もいるけれど、そういう子のほうがこういう所に来ると生き生きしている。そういった子供たちと触れ合っているのもすごく面白いのよ。
そういった子が一緒になっていた時のほうが、結果的に生徒のみんなと仲良くなれていることが多いわね。
 
田舎独特の物を経験してほしいし、収穫だとか楽しい部分だけじゃなくて、畝づくりや、土寄せだったり、季節ごとの田舎の気候・風土を感じられるものがいいなと思います。
受け入れを始めるにあたり、視察で上田の武石地域に行って、受入家庭の方に実際に伺ったことだけど、雨の日で農業みたいな屋外の活動ができない日には、軒先で野菜の選別を一緒にやっていたり。うちも雨の日でも意識してるよ。近場の散歩だっていいし。季節ごとの作業の後の片づけだっていい。
うちでもし今雨降って屋外での活動ができなかったら、ここ最近ずっとお米の選別をしてたわけよ。お米出してるからさ。神経を使う作業だからおかしくなりそうになるよ(笑)
割れ米とか、未登熟米とかいろいろあるのよ。みんな一粒ずつ選別をして、出荷している。そうやってやらないとお客さんにも満足してもらえない。そういった選別の機械も流通しているからね。
 
前迫:人も自然も『不揃いで当たり前』ということを田舎での体験を通じて感じてほしい、というのは、ほっとステイの本来の目的なので、まさにですね。
 
 

Q5.ほっとステイの受入はいつから始めましたか?

 
筑北村で始まったころから。一番最初だね。平成 24年からかな。これまでに 10校近くの生徒を受け入れてるかな。台湾の生徒を受け入れたときが印象的でね。 3校台湾から来てくれたね。これ帰った後に送ってきてくれたんだ。
 

 
高校生だったんだけど、日本語も話せる子たちも多くて。
日本の文化に対する理解とか、姿勢みたいなものがすごく感じられて。
その時はホームステイのような形で泊まっていってね。特に印象に残っているよ。
 
 

Q6.筑北村の好きなところはどこですか?

 
盆地で峠があって、アクセスもいいし、景色もいいし。
ほかのとこにも行きやすいしね。
自分の生きがいによく合ってる。
自給自足。自分で家を建てて食べ物を作って。
窓開けたら隣の建物の壁があるみたいなのは僕はできないかな。